熊本地震ボランティア活動

被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。

また、物資など多数ご提供いただいた関係者の皆様に御礼申し上げます。

 

GW直前に大阪市より熊本への介護職員派遣の依頼がありましたが、大阪市でも派遣先が把握できずにいました・・・

一部メディアでも救援物資の受付やボランティアの受付を終了するなど報じられましたが、全く物資が行き届いていない場所や人手が足りていない地域もあると聞きます。

震災直後に取引先からの要請で福岡県八女市にある姫野病院に布団や衣類が足りないとのことでデイサービスのご利用者様にもご協力いただいて、救援物資をお送りいたしました。被災された入院患者110名を受け入れたとのことで人手も足りないとのことでしたが、4月下旬には落ちついたようで今回、リカバリーハウスでは直接現地へむかい、避難所や施設、震源地の益城町、熊本城周辺をまわり 皆様を応援するお手伝いをさせていただきました。

 

上益城郡嘉島町役場には、体育館に約450人(約100世帯)の被災された方が今も避難されています。中には車中泊の方もいらっしゃいます。

避難所には物資もあり、ボランティアさんも集まっていましたが、避難が長引けば物資も人でも足りなくなる感じでした。

食事は配給されていましたが、はるばる岩手県から炊き出しに来た業者さんもいました。

 

ただ、役所の職員さんや係りの方も同じ被災者なのに、避難所の方々の手前 食べられずにいました・・・

また、交代で夜勤勤務されている職員さんは精神的にも体力的にも疲れが出てきています。

ですが、皆さん明るく必死で支援活動されています。

 

そこで、私たちは炊き出し用で大阪より持参してきた「たこ焼き」を職員さんや作業終わりのボランティアさんのために作らせていただきました。

その後は、避難所の夜間当直に入り朝まで見守りや現地職員さんのサポートをしました。

深夜でしたが、夜も眠れず起きてらっしゃる方や夜間 頻繁にお手洗いに行かれる高齢者、赤ちゃんの夜泣きをあやすために一晩中抱っこをしているお母さん、もちろん妊婦さんもいらっしゃいました。

消耗品は、たりていましたが、下着や肌着の着替えのない方もいましたので、持っていった救援物資に男女肌着や下着もありましたので提供させていただきました。

 

熊本県障害福祉センターでは、大阪でお付き合いのある社会福祉法人さんたちもに介護派遣で昼夜問わず支援活動されていました。

そこではGW明けの障害者の方の避難所を作るとのことで物資が不足していました。

念のため大阪から車に積めるだけ積んできた、介護用品など救援物資を使っていただきました。

 

メディアや政府も避難所の様子や災害箇所を伝えるのではなく、どこの方々に物資が届いていないのか?人手不足の場所?などなど 

もっときちんと伝えて欲しいです。

避難所や被害の大きいエリアにばかり、物資や人が集まり 現地でも混乱しています。

 

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